”聴かせる”みきちゅの魅力を体感する『みきちゅパーティ☆vol.2』ライブレポート

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2012.07.28

　7月27日、仙台を拠点に活動するアイドルシンガーソングライターみきちゅのワンマンライブ「みきちゅパーティ☆vol.2」が仙台市のライブハウスFLYING SONにて開催された。前回の予告どおり前半は弾き語りの構成で「好きなように楽しんでいってください」との言葉に、集まった観客はみきちゅの歌声に聴き入っていた。

　高校2年生のときに弾き語りを始めたというみきちゅ、その夏に作ったというオリジナル曲『アポロ』の弾き語りからライブはスタートした。不確定な未来、その未来と変化を信じて明日に飛び込んでいく覚悟をアポロになぞらえた一曲目からみきちゅのパワフルさを感じることが出来るこの曲、ぜひともライブで聴いてほしい良曲だ。

　続けて、今の季節にぴったりな「君の知らない物語」をオリジナルのピアノアレンジで感情豊かに歌い上げたみきちゅ、カバー曲ではあるが、みきちゅ色に染められたそれは更なる魅力を見せていた。

　オリジナル曲『歌姫』、『move』を続けて披露したみきちゅ、シンガーソングライターとしての魅力をしっかりと感じることが出来る弾き語りライブだった。「いまここでこうして歌えるのが嬉しいです。」（みきちゅ）

スペシャル企画は前回に引き続きみきちゅの特技である即興作曲、じゃんけんで選抜された観客2名に曲がプレゼントされた。ここで次の 「みきちゅパーティ☆vol.3」で新曲『恋愛パズル』を含む 3枚目のCD発売が発表され観客から大きな歓声が起きていた。

今回のライブで初披露された新曲『恋愛パズル』はパズルのような恋模様を軽快に歌ったもので早速多くの観客に受け入れられたようだった。続けて歌われた『ハレ晴レユカイ』は「最近歌う人が少ないので」と選曲されたノリを重視したもの、みきちゅにとっては記念すべき作品のEDテーマだという。

続けてオリジナル曲『First love』を披露！「らららん　らららん」というコール＆レスポンスが可愛くも楽しい曲、このあたりになってくると観客の盛り上がりはかなり激しいものになり、それに対抗してみきちゅのボルテージもどんどん高まっていた。ライブのラストを告げるみきちゅだが、即座にアンコールが掛かり、すぐさま曲が掛かりみきちゅが出てくるというハイテンションな進行には「ちょっと早いです！」（みきちゅ）

アンコール1曲目は”閃光ライオット2011”出演曲であり、みきちゅの代表曲である 『Morning magic』、疾走感あふれる曲に会場の盛り上がりは最高潮を迎えた。

ここで2012年8月19(日)の「みきちゅパーティ☆vol.3」の開催が告知され、2012年10月28日（日）には仙台PARK SQUAREでのみきちゅpresents「サブカル☆パーティ(仮)」をみきちゅが企画すること、現在東京を拠点に活動しているバンド「ソンソン弁当箱」の出演とアイドル（2～3組）との共演が発表された。「普段別々のところで活動しているアイドルとバンドがお互いの闘志を見せつけるようなアツいイベントにしたい」（みきちゅ）とのこと。あっと驚くアイドルが出演するかもしれない。

そして来年2013年1月26日（土）が祝日であることと、みきちゅの20歳の誕生日であること、「みきちゅ20thバースデーライブ＠FLYING SON」の開催が告知された。

アンコール2曲目となるラストナンバーはもうひとつの新曲『フローズンストロベリー』、この曲も次回の「みきちゅパーティ☆vol.3」で発売されるCDに収録されるとのこと。テンポ180のガチのワンチャンコール「ずっと！」もパーフェクトに決まり、盛況のうちに 「みきちゅパーティ☆vol.2」は終了した。